1949-05-11 第5回国会 衆議院 労働委員会 第17号
○石野委員 労政局長はこの法律案が改正されることによつて、いわゆる第五條の規定等によるところの届出の件については、全部に行き渡るのじやないということを言つておられますけれども、先日末廣博士の公述の中におきましても、東京都におきましてこの法律が改正された場合におきまするところの、いわゆる從來届出をしておるものが、あらためてその届出をしなければならない操作で、非常に混乱を來すであろうということを言われております
○石野委員 労政局長はこの法律案が改正されることによつて、いわゆる第五條の規定等によるところの届出の件については、全部に行き渡るのじやないということを言つておられますけれども、先日末廣博士の公述の中におきましても、東京都におきましてこの法律が改正された場合におきまするところの、いわゆる從來届出をしておるものが、あらためてその届出をしなければならない操作で、非常に混乱を來すであろうということを言われております
これは私も從來届出主義であつたのが、今度は認可主義にかわつておると思うのであります。字句を読みましても、労働委員会に証拠を提出して、そして規定に適合することを立証しなければならぬ。立証しなければ、それが効力を発しないということでありますから、あくまでもこれは認可規定だと思います。
白くすき入れた紙というのは、債券とか、株券とかいうものに今使われておるものでありまして、これについては從來届出が必要でありまするけれども、届出が今度は必要でなくなつて、黒くまき入れた紙だけは製造を禁止しておる。それから白くすき入れましたものも、銀行券とか、政府紙幣に似たようなすき入をする場合はこれを禁止するということに整理をたいしたわけであります。
從來届出が完成しないために内縁關係ということになつて、婚姻と同じような法律上の保護を受けなくて困つておつたということは、私から申し上げるまでもございませんが、なぜそういうように届出が事實行われなかつたかというと、これは當事者の怠慢によるか、しからざれば、父母の同意を得ることができなかつた、あるいは戸主の同意が得られなかつた、あるいは法廷家督相續人であつたがために、廢嫡の手續を濟まさなければ婚姻届出ができない